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1st Feb, NC

大学初日。今日から金曜日までの毎日、訪問先の大学へ行く予定。

前日にホテルのフロントで「雪の影響でバスが走らないかも。タクシーに乗っていくほうがいいよ」と言われ、空港からのリムジン・タクシーに予約を入れたのだけど、一夜明けたらバスが走っている様子。おまけに、受け入れ先のF先生から「雪のため授業の開始は10時」と連絡が。ならばバスでも行けるのではないかと踏んで、タクシーをキャンセルし、バス停へ。ところが待てど暮らせどバスが来ない。足下には5~6cmの雪があって、どんどん身体が冷えてくるし、約束の時間に遅れるんじゃないかと焦るし…。

もう限界!と、タクシーを呼ぶためにホテルに引き返す途中で通りを振り返ったら、バスが走り去って行くではないか…!当たり前だけど、日本のように、どんな天気でも定刻に運行するわけではないのだ。「あと3分待ってればよかったんだ…」と後悔しつつ、フロントで「バスが来ないし(ほんとは来たけど、それは言わない)、約束の時間にも遅れちゃうからタクシー呼んでください」と頼む。フロントの女性が電話でタクシーの運転手に「バスが来ないって言ってる。へんなの、うちのスタッフはバスで来たのに。ほんとへんだけど、約束あるらしいからとにかく来てあげてよ」的なことを言っているのを、居心地悪く聞く(日本なら、お客が増えたと喜んで来そうなもんだけど…とも思いつつ)。と、とても順調とは言えない出だしで、大学に到着。

まずは、いままでメールでしかやりとりしたことのなかった、アシスタントのCさんにご挨拶。ハグで迎えられてちょっとびっくり。彼女に案内されて、いよいよF先生にご対面のときが。「うわー、どきどきする!」と思いながらお会いしたら、これまたものすごく暖かく迎えてくださった。

見学予定だった授業が休講になったおかげで、この日はF先生と滞在中いちばん長く話すことができた。なぜ先生の本を訳そうと考えたのかということや、翻訳に要した時間などをたずねられたので説明した。わたしからのレジリエンスの概念についての質問にも答えてくださった。

それだけでなく、「これからどうやって研究をすすたものかと悩んでます、質的研究がしたいんですけど」と話したところ、概念とからめてヒントをくださった。こんな贅沢な個別指導ってアリ?!と思うくらい、本当にわくわくする体験だった(ちなみに、彼の示してくれたヒントは、わたしが考えていたこととほぼ同じだったので、自分の理解が間違っていなかったことが裏付けられたようでうれしかった。もうひとつうれしかったといえば、「この翻訳はたいへんだったろう。これでドクターもらってもいいくらいじゃないか」というつぶやき。聞き逃しませんでしたよ~)。

一通りお話ししたところでお昼になって、お忙しいにもかかわらず、ランチをごちそうになり、キャンパスツアーまでしていただいた。この間にしみじみ感じたのは、一流のゆとりと、いまこのときを大切にする社交性の高さ。なんというか、こんな人がこの世界にいるんだ!という驚きと、その人と一緒に時間を過ごせていることに感激せずにはいられなかった。

午後は、Professional Use of Selfという講義を見学。授業の概念がいまひとつよく分からなかったのだけど、要するに、実践における自己覚知の重要性を、学生のフィールドでの経験と照らし合わせながら確認していくような講義内容。C先生の授業展開のうまさに感心して、口が半開きになってたと思う(たぶん)。

講義終了後、図書館でしばらく本を読ませてもらってから、F先生と合流して、翌日のプレゼンの部屋の下見とPPTの動きの確認。PPTに一部うまく動かないところがあって一瞬「徹夜でお直し?」という考えがよぎったけれど、明日リトライすることで決着。

この後、F先生のご自宅へお邪魔して奥さまのMさんとご対面(これまた素晴らしい方で、このお二人は、わたしが秘かにストックしている「理想の夫婦リスト」に断突トップでランクイン)。わたしの家族の写真を見せ、日本風のカレーでおもてなしを受け(お二人は30年以上前に、日本で3年間暮らしていらした)、わいわい言いながらAmazonジャパンで本の売れ行きをチェックして、おいとま。帰りは先生に車で送っていただいたのだけど、「時差もあるし、身体がまだなれてないと思う。明日はまた天気が悪いようだし、無理して授業に出なくていいよ」と気遣ってくださって、またまた感激。

朝のバタバタが信じられないくらいに、素晴らしいスタートを切ることができて、幸せいっぱい、胸いっぱい。でもアタマのなかは、明日のプレゼンでいっぱいいっぱい。。になりながら、いつの間にか眠りに落ちていた。。

1st Feb, NC はコメントを受け付けていません。 2010/02/20

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