『反貧困』

2010/05/10 suika

湯浅誠、岩波新書、2008年。
遅ればせながら、読了。自ら日雇い労働者となって、その過酷な労働環境/形態をルポする一方で、緻密な文献研究で日本の「すべり台社会化」に警鐘を鳴らしている。ここで取り上げられていることのほとんどは改善されていないか、悪化してしまっている。
生活保護制度をはじめとした福祉行政のお粗末さをあげつらう部分が何カ所も出てきて、「みんながみんな、こうではないんだけどな」と思ってしまう。じゃあ、「これだけのことを福祉の関係者はやっていますよ」と言えるかというと、全くそんなことはなく。
実践者は日々の業務に疲弊し、研究者は社会的活動を冷ややかに見ることしか知らない。ソーシャルワークのなかのソーシャルアクションを、学界全体でもっとすすめていかなければならない。いまを逃さずして、いつやるのだ?

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